後期開講の注目科目!――東アジアの社会と文化II(李明伍先生)

中国は近年目覚ましい経済発展を遂げ、世界経済において無視できない存在となりました。しかし、政治の面では依然として一党独裁体制が続いており、この矛盾がいつ、どのような形で大きな社会変動を引き起こすか、世界が注目しています。
この講義は、このような問題関心のもとで、主に家族文化、一人っ子政策、女性の地位、教育、経済制度、消費文化、社会格差、信仰などの基礎的視点から中国社会のしくみに接近しようとするものです。



学校まで迎えに来てくれた親と一緒に家路に就く一人っ子


中国社会を知ることは、日本、さらには国際社会全体の今後の動向を見極める上で重要な意味をもつと言えます。従って幅広い関心をもって授業に臨んでほしいと思います。