アフリカ調査(ルワンダ・ザンビア)―ザンビア編
前回はルワンダの様子を紹介しましたが、今回はその後訪問したザンビアの様子を紹介します。ザンビアも、ルワンダと同様に内陸の国ですが、面積は広く(日本の2倍)、人口1300万人の国です。産業としては銅鉱山が有名ですが、国全体では経済発展が遅れています。
ザンビアは、緑の多いルワンダと違い、サバンナ性気候の国です。
空港から首都ルサカへ向かう途中の光景。
そのため動物保護区へ行けば、下の写真のように道路をキリンが横切る姿に出くわすことがあります。観光業が銅と並ぶ重要な産業となっています。
首都ルサカはルワンダ以上に外国資本が入ってきていて、下にあるような南アフリカ系のショッピングモールがあります。売っているものは日本のショッピングモールと変わりません。値段も大体一緒です。
ショッピングモールの様子
しかし、そのようなショッピングモールを利用できるのは一部の人(外国人含む)だけで、多くのルサカ市民は下のような昔ながらの市場で買い物をします。
ルワンダと同様に、首都から少し車を走らせると電気も水道もない農村が点在しています。生活は厳しく、農夫の平均月収は30ドル(2400円)にすぎません。
農村の様子
料理をしている様子
しかし、子供の数は大変多くて、下のようにとても元気です。今回のアフリカの調査を通じて、専門的な分析とは別に、アフリカの明るい未来の一端も感じることができました。
笑顔の眩しい子どもたち
(文責:杉浦)