「副専攻」体験記♪

この3月に卒業予定の国際4年生で、「副専攻」制度を利用したS.Hさんに、コメントを寄せてもらいました。
副専攻は、他の学類・専修で開講されている科目を10科目以上履修することができる和洋のしくみで、主専攻以外にもうひとつの分野で、専門的な知識、能力を身につけられるというメリットがあります。


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私は2年次から英語コミュニケーション専修の副専攻を履修していました。副専攻を履修するきっかけは、高校生の時に短期留学へ行き英語や海外の文化に興味を持ったからです。和洋へ入学する際は心理・社会学類と英語・英文学類とのどちらに入学しようか迷いましたが、副専攻という制度があることを知り、心理・社会学類の国際社会システム専修で国際社会に関する勉強を主専攻として中心に学び、副専攻として英語・英文学類のコースを履修することを入学当初から決めていました。
副専攻として履修したなかで一番関心を持ったのは、「映像・文化」という授業でした。この授業はアメリカの映画やドラマ、アニメなどを通して言葉や文化を学びます。また映像の中にどのようなレトリック(効果)があるかを考えて、グループワークをすることもありました。映像からアメリカの文化や現地で実際に使われている言語表現を学ぶことや、学類の違う人たちとグループワークをすることで、教科書で勉強するものとは違うより実践的な英語の勉強ができたと感じました。
副専攻制度を利用することで、国際社会システム専修だけでは学べない多くのことが学べました。就職先では英語を使う仕事があるので、副専攻で学んだことを活かしたいです。国際の授業以外で、もっと他の分野の専門知識を身につけたいと思っている人たちは是非、副専攻を履修してほしいです。
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S.Hさんは、副専攻だけではなく、2年生の夏には韓国での語学研修に参加、4年生では国際社会学のゼミで現代の親子関係の希薄化をテーマに卒論執筆と、充実した学生生活が送れたようです。



11階にある「社会科学・地域研究資料室」。10階の「英文学・語学教育資料室」と吹き抜けになっていて、在学生は自由に利用できます。自習はもちろんグループ学習にも。見晴らしもよいです!


4月から発足する「国際学類」は、「国際社会専修」と「英語文化コミュニケーション専修」からなり、1年生の科目を中心に多くの学類共通科目が開講されます。S.Hさんが利用した副専攻制度も、新たな国際学類に引き継がれます。世界のさまざまな国や地域の社会や文化について学びながら実践的な英語能力を身につけたい人、英語力を磨きつつ国際社会の成り立ちや動きについても学びたい人に、和洋の国際学類の副専攻制度はおすすめです。